みんなのヒーロー


 「ねぇねぇ、昨日のテレビでキングサマ観たぁ?カッコ良かったよネ!

 ハァ?キングなんて観るわけないぢゃん!そんな暇あるならダミやん様をおっかけてるわよ。ずーっとね

 「だって、だって、昨日のキングサマは一段とカッコ良かったのよー!!

 「ダミやん様のおヒゲの方がりりしいわよ」

 「でもねー、昨日のキングサマのお腰のフリの方が3倍くらいりりしいのよー♪

 「ダミやん様の大砲発射シーンの方が100万倍迫力があるわよ」

 「サニーは、昨日のキングサマを観たのー?」

 「・・・ううん(首を振る)」

 「ってことは、ダミやん様ね。マコと違って見る目が違うからねえ」

 「・・・ううん(首を振る)・・・ううん(首を振る)」

 「その前に昨日はダミやんテレビに出てないぢゃんよー」

 「あ、バレたー?PV集持ってるからいつもで視聴出来るけどねー」

 「で、サニーは何か観たのー?」

 「キャプテン・スーパーポップを観てた・・・」

 「え” サニーって“あんなの”観てるの?」

 「ドナー、“あんなの”は失礼だよー。カッコいいよねーキャプテン・スーパーポップ!」

 「うん・・・。(お兄ちゃん!)」
















































 「ん”?!今、サニーの心のSOSが!待ってろ!サニー!!!






















































 「ふぅ、今日も一日頑張るぞぉぉぉーーー!!!」

  着信音「俺たちの計画ぅー♪」

 「ん!我輩のケータイが鳴っている!誰だ我輩に助けを求めるか弱き民は?」

 俺だ!フラワーだ!

 「おぉ、親愛なるフラワー君ぢゃないか。何の御用だね?」

 『親愛なる君に頼みがあってな。今すぐ、俺の妹サニーに会ってくれないか?』

 「お安い御用だが、君ぢゃダメなのかね?」

 『サニーがキャプテン・スーパーポップ君に逢いたがっているそうだ!』

 「よし!わかった!今から飛んでいくぞ!うぉおぉおぉおーーー!!!
















































 「きゃははは・・・」

 「あはははは・・・」

 「くすくす・・・」




























































 うぉおぉおぉおーーー!!!うぉおぉおぉおーーー!!!





































































 「んー、何か近づいてくる音がしない?」

 「何かがすごいスピードで近づいてくるよー!」

 「あ、キャプテン・スーパーポップ。走ってくるよ。ダサッ」

 「もしかして、お兄ちゃん!!!

 「え?あれ、サニーのお兄ちゃんなん?びっくりー!」

 「初めて知ったー。サニーのお兄ちゃん、いつもサニーの家に居ないしね」

 「違う違う。お兄ちゃんが呼んでくれたのかも」



























































 「ハァハァ・・・着いたぞぉ・・・ゼエゼエ・・・」

 「本物初めてみたー。思ったより大きいねー」

 「マコは、たまに変身したときにお空から走ってるのを観るよー!」

 「ところで、サニー君。御用は何かね?」

 「おソラを飛びたい」

 ?!?!?!(そいつは無理だ・・・)

 「テレビのは、ピアノ線で吊るして空飛んでるんでしょー!昨日もそうだったよね」

 「ドナ・・・観てるんぢゃん・・・」
























































 俺は空を飛べるのに?!サニー!何故、俺ぢゃないんだ!!!

→サニーはアハアハ系ですか?(謎 活発的って意味です(造語)
ドナは毒舌ってイメージがアリマス。マコはちょっと昔のオンナノコというイメージが(汗絵

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