「知ってるかー?今度の日曜にリバプールに・・・」
「世界のショルキーが来るんでしょ?行こう!」
「それなら話が早いや。じゃあ日曜のカフェで待ち合わせ」
「オーケー♪楽しみにしてるなー」
「さぁ、2時間前にカフェに着いたぞ・・・。後はミリィを待とう」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「待っても・・・来ない・・・ミリィも食事も」
「お客様。ご注文は?」
「え、さっき頼んだはずなんですけど・・・」
「???お客様?ご注文は?」
「じゃあ・・・ロイヤルストレートティーひとつ追加で・・・」
「申し訳御座いません。今日はもう切れてしまいまして・・・」
「え!カフェで紅茶が切れることなんてあるんですか!」
「はい、今日は客数が尋常ではなくて・・・」
「そりゃ、ショルキーさんが来るし観光客が多くても仕方ないか」
「で、お客様ご注文は?」
「リバアイスコーヒーで」
「かしこまりました」
「ふぅ・・・ミリィ、遅いなぁ」
イスを引く音「ザーッツ」
「はぁ・・・」
「あのー?どちらさまで?」
「今日は開いている席が少ないからここに座れと言われただけだ」
「は・・・はい、そうですが・・・」(威圧感がある・・・)
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「リバアイスコーヒー、お待ちしました〜」
「ここに置いて下さい」
「はい、かしこまりました」
「・・・」
グラス「ばりーん」
「す・・・すみませーん!!!」
「いてぇーーー!いでぇ〜〜〜!いでぇえぇえぇえぇ!!!」
「君・・・怪我は無かったか?」
「血がーーー!!!血がーーー!!!」
「いいえ、私は怪我はしてません」
「君の美しい顔に傷がついたら僕はとても悲しい」
「顔からーーー血がぁあぁあぁあぁあ!!!」
「美しい」
(ドキン)
「もう少し、静かなところに行こう。君にこの街は似合わない」
(ドキンドキン)
「さぁ、行こう」
「は・・・はい!」(ドキンドキンドキン)
ふたり「スタスタスタ・・・」
「いでぇっよぉ・・・ひでぇっよぉ・・・」
「だ・・・大丈夫か少年!」
「やべぇよ・・・このままじゃ出血多量で死にそうだ・・・」
「もう大丈夫だ!今から俺が救急車を呼ぶから」
「でも・・・ミ・・・ミリ・・・」
「心配するな!これから俺がなんとかするさ!」
「♪♪♪」
「すげえ・・・世界のショルキーを生で観ちゃった・・・」
「ショルキーイィイィイィイィィ〜〜〜〜〜!!!」
(邪魔だな・・・このでけぇおばはん・・・)
「ショルキーイィイィイィイィィ〜〜〜〜〜!!!」
救急車「ピーポーピーポー」
アナウンス「道を退いて下さい〜」
(チャンスゥ♪)「今だっ!足払い!」
足払い「ブン!」
倒れる音「ドーーーーーン!」
(へへ、ちょろいモンだぜ)
「♪♪♪」
「なんとか観やすくなったな」
「交通事故で道路がが塞がれているらしい・・・」
「ヴ・・・ヴ・・・」
「これじゃあ、しばらく救急車は来れないだろうな」
「ヴ・・・」
「意識がもうろうとしているようだな・・・長くはもたんぞ?こりゃ」
「あー、今日は生でショルキーが観れて最高だったなー」
「・・・・・・・・・・・・」
「そういや、ジョニーDはどうしたっけ?」
→ジョニーDは意識不明の重体までに陥ってしまいました・・・。
ミリィさんはわすれんぼです^^;
MOTHERというゲームの影響でしょうね。この話。1と2ともに。
ファニータとアントニオはその後のお話で?
ディックはカッコよくないと♪<写真は・・・ |